キューバ

19世紀へタイムスリップ?? ハバナ滞在記


先日に続きキューバの魅力をお伝えします。
本日はキューバの首都・ハバナ滞在時に撮影した写真をUPしてみました。
ハバナはタイトルにもあるように’19世紀にタイムスリップしたような街’でした。
それでは写真を見ながらハバナのクラシカルな雰囲気を楽しんでみて下さい!

キューバの首都『ハバナ』とは?

キューバの首都・ハバナはオールド・ハバナ(旧街)と新市街に分かれています。
旧市街であるオールド・ハバナには、立派なコロニアル建築が立ち並びます。
新市街にはヘミングウェイゆかりの地が数多く残っています。
“オールド・ハバナとその要塞群”は、1982年に世界文化遺産に登録され、
登録されてから30年以上経つ今でも世界中からの旅行客を人を魅了しています。

『ハバナ』 フォトギャラリー

ハバナの名物ともいえるクラシックカー。
カラフルなクラシックカーが並んでいる姿はまさに圧巻です。

続いてフエルサ要塞前の雑貨市場。
日本では見られないようなものが沢山置いてありました。
雑貨市場で最も多かったのは古本。
特に、チェ・ゲバラとフィデル・カストロに関連した本が多く、
この2人がいかにキューバ国民にとって大きな存在かを示していました。


ハバナ旧市街のメインストリート、オビスポ通り。
絶えず多くの人が行き交いしていました。

オビスポ通りから外れたとある通り。ハバナ旧市街は全盛期のスペイン・コロニアル様式が完全に保存されており、4つの要塞とともに世界遺産に登録されています。通りで談笑する人たちもハバナ旧市街ではよく目にしました。

オビスポ通りから北に2本、エンペドラド通り。文豪ヘミングウェイが度々訪れ、モヒートをよく飲んでいたお店として有名なラ・ボデギータ・デル・メディオに入りました。
店内の様子です。ここはモヒート発祥のバーとも言われています。
普段お酒はあまり飲まないのですが、とても美味しくいただきました。
1階はバーカウンターのみ、2・3階はレストランです。
1階の狭いスペースには観光客で溢れています。


ここもヘミングウェイの行きつけだった、フロリディータ。
ここでは砂糖抜きのダイキリを必ず注文していたそうです。
フローズンダイキリはおススメです!
ヘミングウェイの定宿、ホテル・アンボス・ムンドにも訪れました。

旧市街で音楽を奏でる人たち。キューバ音楽は、スペイン系とアフリカ系の音楽が融合して
生まれたものを基に、色々な要素が混じり合って生まれたそうです。
代表的なキューバ音楽にはルンバやソン、マンボやチャチャチャ、
そしてサルサなど数多くありますが、無知なため正直聴いたところで
区別はつきませんでした。ただ、思わず踊りたくなるような
明るくリズミカルな音楽が多かったです。
街の至る所でキューバ音楽を耳にすることができました。

日本人だと伝えると、「アリガト、アリガト」という片言の日本語を
歌詞に入れてくださいました。
この方たちはまだ良心的でよかったのですが、
中には無理やり絡んできてチップを取ろうとする音楽隊もいるので、
その辺りは注意が必要です。

旧市街にて。街を走る乗り物には、一般車とクラシックカー、ミニカー、馬車、三輪車などがありましたが、いずれも乗車する前に運賃の交渉をする必要があります。日本と違い少々面倒くさいですが、厳しめにいかないと特に遠距離の場合大損しますので、これから訪れる方はお気をつけ下さい。

ハバナ市街を走るミニタクシー。頑張っても時速30㎞ちょっと位しか出ないため、後続の一般車に道を何度も譲っていました。しかし、その分(?)街の名所を丁寧にガイドしてくださいました。

例外として馬車も目撃しました。

キューバは葉巻の発祥国であり最大の葉巻生産国です。
旧市街にあるパルタガス葉巻工場というところで葉巻の製造工程を見てきました。
エアコンがなく扇風機で暑さをしのぎながら、
一枚一枚の葉を丁寧に手作業で束ねていく姿を
目の当たりにし、一本の値段にも納得しました。
ちなみに一日に生産される量は約2万8000本だそうです。
私を含め、全く吸わない人も多く見学に訪れていました。

旧市街から新市街、革命広場方面へと向かう分岐点に繋がるシモン・ボリバル通り。
非常にカラフルな街並みですね。

シモン・ボリバル通りで出会ったハバナの小学生たち。
勢いよく飛び出してきて先生に引率されながら
少し先の運動場へと向かっていきました。
少し恥ずかしそうにしながらも笑顔で手を振ってくれたのが印象的でした。

カテドラル。正式名称はサン・クリストバル大聖堂で、
キューバ・バロック建築の傑作と称されています。
手前はきれいな広場になっていました。

中華街の入口、華人門。キューバと中国の交流100年を記念して建てられたそうです。
ちなみに、中華街でお店を営んでいる方は他国の中華街とは異なり、
いわゆる一般のキューバの方たちでした。

旧国会議事堂のカピトリオ。1929年に建てられ、約30年間、
国会議事堂として使われていたこの建物は、
アメリカのホワイトハウスを模して建てられたそうです。

ガルシア・ロルカ劇場。キューバ・クラシックバレエの本部で、
バロック調の見事な建築物。カピトリオの隣にありました。

フエルサ要塞からの眺め。
ハバナ最古のこの要塞は現在、キューバの歴史や海に関する博物館となっています。

プンタ要塞から眺めるモロ要塞。両要塞の間に太い鉄の鎖が張られ、
数々の敵国船や海賊船からハバナの街を守ってきたそうです。

皆さん、ハバナの雰囲気を楽しんで頂けたでしょうか。
ここにアップした写真だけでは全く足りないくらいハバナには数え切れないほどの
魅力が沢山あります。
クラシカルな雰囲気とヘミングウェイも愛したおいしいお酒を飲みながら
キューバの魅力を感じる旅をしてみてはいかがでしょうか。
ご覧頂き有難う御座いました。

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