キューバ

19世紀の街へタイムスリップ?キューバ旅行お役立ち情報


トラベラーの皆さん、こんにちは!
筆者は先月キューバ・ハバナへ訪問して参りました。非常に魅力的な国でした!!
キューバはアメリカとの国交回復もあり、世界中のトラベラーから人気が出てきている地域ではありますが、過去の国交断絶の影響もあり、非常に情報が少ない国・地域でもあります。したがって今回は簡単ではありますが、キューバ旅行を考えていらっしゃる方にとって役に立つ情報を書いていきたいと思います。



キューバとは?

キューバ(正式名称:キューバ共和国(Republic of Cuba)はラテンアメリカに位置する共和制国家です。首都はハバナになります。長期間に渡りアメリカとの国交を断絶していたこともあり、ハバナ市内は未だに19世紀にタイムスリップしたようなレトロな街並みが残っており、何かその哀愁漂う雰囲気が旅行者を魅了して止みません。

↓ハバナ市内。観光客用のオープンカーがずらりと並んでいます。

キューバへの行き方(フライト)

日本からの直行便はない

日本からキューバへの直行便はなく、カナダ(トロント等)・メキシコ(メキシコシティやカンクン)・最近はアメリカ経由でキューバへ入国するのが一般的となっています。また国際線は一部例外を除いてハバナに到着することがほとんどです。
エアカナダやアエロメヒコ・アメリカン航空・デルタ航空・ユナイテッド航空を使い入国する方が多いようです。

アメリカ→キューバへの直行便の利用が簡単に?

以前はアメリカ経由で入国するということは基本的にできませんでしたが、アメリカとの国交回復により、キューバ-アメリカ間の利用が可能になり、これまで以上にキューバへ行きやすくなりました。オススメは利用者の多い“マイアミ-ハバナ間”(アメリカン航空)でしょうか。マイアミにはキューバ人も多くいることもあり、頻繁にフライトが飛んでいます。

キューバ入国の為の事前準備

キューバに入国するための事前準備として下記を入手する必要があります。
それぞれの入手方法について見ていきましょう。

・ツーリストカード(もしくはビザ)
・海外旅行傷害保険証明書

ツーリストカード

30日以内の旅行目的の場合はツーリストカードを取得します。
ツーリストカードを取得する方法は複数ありますが、確実性を重視すると
・キューバ大使館領事部で入手
・代理店を通して取得
がオススメです。
(その他メキシコのメキシコシティ空港・カンクン空港及びエアカナダの機内で
取得できるようですが、たまに取得できなかったとも耳にします。)

ちなみにオススメの方法のうちキューバ大使館領事部で取得するには、
下記の2パターンがあります。
(1)東京都内(麻布)のキューバ大使館領事部に直接行って申請(2500円)
→東京都23区内近郊に在住の方にオススメ。大使館の場所は少しわかりにくいかも。
申請の3日前までには振り込み、その振込票を持参すという形なります。
振込先:三菱東京UFJ銀行 広尾支店 普通1128153

(2)キューバ大使館領事部に郵送で申請(5600円)
→地方在住の方にオススメ。

もう1つのオススメである代理店を通して自分で取得するのと比べ倍以上の費用がかかりますが、自分で手配するのが不安という人にはオススメです。

↓キューバ大使館領事部の場所

海外旅行傷害保険証明書

オススメは海外保険旅行保険が付帯されているクレジットカードを持つ事です。クレジットカード会社に電話し、海外旅行損害保険証明書の発行を依頼したところ電話当日のうちに指定したメールアドレスに送ってくれました。

キューバの治安

結論から言うと”治安は良い“と言えると思います。但しスリを含めた盗難等日本でも起こり得る被害はチラホラ聞かれますので貴重品の管理には注意しましょう。街を歩いた感じ、国民はみな陽気で和気あいあいと楽しんでいる様子が所々に感じられ、これまで私が訪れたいわゆる治安の悪い国とは異なる雰囲気で気楽に過ごす事ができました。偏見かもしれませんが、社会主義国ならではののんびりさがきっとあるのでしょう。
また、私の場合恥ずかしながら酒を飲みすぎて財布をバーに忘れて来てしまったのですが、翌日取りにいくとお店がちゃんと保管しておいてくれてました。これには感動しました!

↓街中でキューバならではのラテン音楽を演奏する人々。平和な日々を演出します。

キューバの気候

キューバは年間通じて温暖な気候であり、日中は半袖、夜は少し羽織る物を持って行けば快適に過ごせそうです。年間平均気温は25.5℃であり、最も気温が低い1~3月でも22度と非常に温暖と言えます。一方雨やハリケーンには注意が必要で、雨期は5~10月、ハリケーンは9月~10月に頻発するということは知っておきましょう。

キューバの通貨

キューバには2種類の通貨が存在します。
・CUC(海外からの旅行者用通貨、兌換ペソ)
・CUP(キューバ国民向通貨、ペソ・クバーノ)
ちなみにアメリカドルおよび両通貨間のレートは“USD1=CUC1=CUP25”の固定レートとなっています。
CUCは外国人向のお店(バー、レストラン含)タクシー等で、CUPはローカルなお店や市バス等にて主に使います。ですので、CUCが使われるお店は基本的には割高で観光客向、CUPを使えるお店は基本的にローカルプライスで節約旅をされている方に向いているという事が言えそうですね。またアメリカドルも割と流通しているのか場所によってはドルを使うことも可能です。

キューバ料理について

有名なキューバ料理は?と聞かれてすぐに答えられる人はほとんどいないと思いますが、
実は美味しい料理が沢山あります。
ずばりキューバでのオススメは“魚介類”です。その中でも特に“Langosta”と呼ばれる”ロブスター料理”はキューバ近郊で沢山水揚げされるらしく日本と比べお得に食べる事ができます。個人的にはロブスターの丸焼きが最高でした!
その他にも豚の丸焼き(プエルコ・アサード)やキューバ式炊き込みご飯(アロス・コングリ)もオススメです。

一方ドリンクについては数年前から日本でも流行している”モヒート”や”キューバリブレ””ダイキリ”といったラム酒がベースのカクテルがやはりキューバ発祥という事もありオススメです。ハバナ市内では文豪ハミングウェイが通ったラ・ボデギータ・デルメディオ(モヒート有名店)、フロリディータ(ダイキリ有名店)等キューバ発祥のお酒を楽しめるバーが充実しています。

筆者が薦めるTO DO LIST in キューバ

最後に筆者がおススメするキューバでのTO DO LIST Best5は下記の通りです。
皆さんが気になるのはどれでしょうか?

1.キューバの発祥のカクテル’モヒート’を飲む
2.カラフルなクラシックカーを体験
3.世界屈指のリゾート バラデロでオールインクルージブを満喫
(別途ブログにて滞在記を書いていますので是非ご覧ください。)
4.19世紀にタイムスリップしたようなハバナの街で街並みを楽しむ
5.所々にあるキューバ革命の指導者チェ・ゲバラの面影を辿る。

最後に

キューバに魅了されて止まない皆様、お役に立ちましたでしょうか。次回はハバナでの滞在記について書いていきます。ご覧頂有難う御座いました。

↓バラデロの透明度バツグンの海です。

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