トラベラーの皆さん、こんにちは!先日ボリビア・ウユニ塩湖へ旅行した際に乗り継ぎでボリビア・ラ パスのエル・アルト国際空港を利用しましたので、その際の様子をお伝えいたします。
ラパス エル・アルト空港(LA PAZ, EL ALTO International Airport)とは?
ラパス エル・アルト空港はウユニ塩湖へ空路で行く場合においては必ずと言ってもよいほど利用するボリビアの中心都市ラパス(憲法上の首都はスクレ)近郊のエル・アルトにある国際空港です。なんとこの空港は標高4061mにありまして、世界で最も高所にある空港として認定されています。
全体的に清潔感のあるきれいな空港
空港は2階建ての作りで全体的に清潔感があります。
建物内を歩いていても特に汚さを感じることはありませんでした。
▼エル・アルト国際空港概観
▼エル・アルト国際空港内観
レストラン・カフェ
空港内にはレストランやカフェも多くあります。
カフェは1Fに3~4ヵ所、レストランは中華料理とハンバーガー屋さんがあります。
中華料理屋さんで食べたチャーハンは本格的な味で美味しかったです。
▼中華料理屋のメニュー▼ハンバーガー屋さんのメニュー
また空港ビルから出て左側に進むと同じ敷地内に下記のようなローカルレストランが2軒ほどありました。こちらは値段が安く空港で働く職員向と言えそうです。
お土産店
お土産店も複数あります。なぜか旅行とは関係ないフィギュア専門店も空港に出展しています。
2階にもフードコート・お土産店がズラリ
エスカレーターで2階に行くと、目の前にフードコートが見えてきます。御なじみのSUBWAYやハンバーガー店等のテナントが入っています。 またこのようなおしゃれなカフェも2Fにはありました。コーヒーは1杯20Bs(約320円)程であり、ボリビアの物価からすると非常に高い値段です。
薬局
1Fの到着ロビー近くには薬局があります。高山病対策の酸素ボンベや薬(Sorojchi Pills(ソローチェピルズ))も販売されています。エル・アルト空港は標高4061mに所在しており、到着して間もなく高山病の症状が出る方が多いようですので、そんな方々には非常に有難いですね。
快適なトランジットホテル’’Onkel INN 1886”
1Fにはトランジット用の休憩所’’Onkel INN 1886”があります。こちらの詳細については別記事にて書いておりますので、そちらをご覧ください。
両替所
WESTERN UNION系の”Exchange Cambio”という両替所もあります。国際通貨である日本円も両替は可能です。
ATMは種類豊富
ATMはかなり多くの銀行のものが設置してあります。おススメは’’BANCO UNION SA”のATMです。その理由は1回で大きな額を引き出すことが出来るためです。自分で指定した額を引き出すことができます。他のATMも漏れなく試してみたのですが、その多くは最大引出額が1000ボリ(1000Bs=16,000円)とかなり小額でした。よってそれらは引出す度に発生する手数料が多くかかってきます。ATMマシーンは1Fの少し奥まった場所にあるためわかりづらいですが、下記写真のように案内がありますので、それに従い移動すれば見つけられると思います。
荷物一時預かり所(バゲージストレージ)もあり
1Fの到着ロビー近くには24時間営業の荷物一時預かり所(バゲージストレージ)もあります。エル・アルト空港で長時間のトランジットを余儀なくされる場合は結構多いのですが、その時間を利用してラパス市内に観光へ行く際には非常に重宝するサービスとなります。費用はこのように大変安く有難い次第です。
・1日 :Bs.25(400円)
・1時間:Bs.10(160円)
レンタカー屋
ボリビアで自ら運転をされる方はほとんどいないかと思いますが、EurepcarとHertzレンタカーのカウンターがあり、レンタカーを手配することが可能です。
タクシー
空港ビルから外に出るとタクシーが止まっています。(特にタクシー乗り場があるわけではないが、必ずといってよいほどドライバーから声を掛けられます。)
空港から街中へ出るタクシーには①エアポートタクシー、②白タクの2種類があります。両者の特徴を纏めると下記のような感じです。個人的には白タクの利用がおススメです!
●エアポートタクシー:
・タリフで価格が決まっているため、価格交渉の必要はない
・価格は高い
・オフィシャルサービスにつき安心して利用できる。
●白タク:
・最初の価格交渉はめんどくさい。
・全体的にエアポートタクシーの3分の1くらいの価格
・危険も特に感じず。
▼エアポートタクシーのタリフ表(エルアルト市内行)
▼エアポートタクシーのタリフ表(ラパス市内行)
▼白タク
乗り合いバス
空港からラパス市内へ出る方法として乗り合いバス(212番)を利用するという手もあります。とにかく料金を安く済ませたいという人にはおススメです。ラパス市内へは4.5Bs(約70円)、エルアルト市内へは1.5Bs(約23円)で行くことができます。
筆者はエルアルト市内からこの乗り合いバスを使い空港へ戻りましたが、ローカル市場を通るルートということもあり結構な混雑率でした。よってスーツケースをもって乗り合いバスに乗るのは少し他の乗客にも迷惑ですし、盗難のリスクを考えると避けたほうが良いかもしれません。
▼乗り合いバス。結構な頻度で出発していました。▼空港ビル出口も真正面に乗り場がありますので、乗るのに迷うことはないと思います。
▼タリフ表
保安検査場
出発時に利用する保安検査場は2F フードコートの向かいにあります。非常に簡素な保安検査でした。
保安検査場通過後の店は少なめ
保安検査場通過後の待合室にはカフェ、バーやお土産屋さんが5~6店舗ある程度です。
充電スペースもありました。大変ありがたいですね。
Priority Passで使えるラウンジあり!
保安検査場通過後には、Priority Passで利用することが出来る”THE LOUNGE VIP”があります。こちらでの滞在レポートは別途記事にしておりますので、是非ご覧ください。
最後に
皆さん、いかがでしたでしょうか。ラパス エル・アルト空港はウユニ塩湖へ空路で行く場合においては必ずと言ってもよいほど利用しますが、空港にはどんなものがあるのか?快適に過ごせるのか?市内へのアクセス方法は?等々様々な疑問を持ちつつも情報がなかったという方が多買ったと思いますので今回このような記事を作成しました。お役に立てばうれしく存じます。
ご覧頂き有難うございました。