トラベラーの皆さん、こんにちは!先日羽田空港 ANA Suite Lounge”DINING h”を体験して来ましたのでお伝えいたします。
”DINING h”とは? 営業時間・場所
「ダイニングh」とは、羽田空港 国際線ターミナル110番ゲート付近にあるANA SUITE LOUNGEで提供されている本格的なレストランサービスです。
シェフがご注文を受けてから一皿ずつ仕上げた温かいお食事をお楽しむこととが出来ます。
出発前の時間にフルコースのお料理を食べることが出来ます。夜便利用者向けのサービスにつき朝~昼の時間帯には営業していません。
営業時間:19時30分~翌0時30分。
場所: 羽田空港国際線ターミナル110番ゲート前 ANA SUITE LOUNGE前
※成田空港にはありません。
▼正面に見える入口がANA SUITE LOUNGE、左手に見えるのがANA LOUNGEです。
ANA SUITE LOUNGE入室条件
’’DINING h”を利用するためにはANA SUITE LOUNGEへ入室する必要があります。
ANAスイートラウンジを利用するための条件は以下の通りとなっております。
・スターアライアンス系列の航空会社のファーストクラス搭乗者
・ANAダイヤモンドメンバー
・ANAミリオンマイラー(200万ライフタイムマイル以上)
・ANAスイートラウンジご利用券
以前はANAスイートラウンジ利用券がヤフオクやメルカリにて簡単に購入することが出来たのですが、2019年より記名式となったため容易に転売できなくなり、入室するためのハードルがあがってしまいました。
”DINING h”利用方法
”DINING h”を利用するためにはまず、OPEN 30分前の19時から配布される呼び出しブザーを確保する必要があります。ブザーは”DINING h”ブースの入口で配布されますが、私の経験上配布開始の15分前である18時45分頃より利用希望者が列を作り始めることが多いです。(19時の時点で利用者が少ない時でも20人、お盆・GW・年末年始の繁忙期は50人以上並んでいることもありました。)
またブザーと併せてメニューも配布されますので、呼び出しブザー配布~OPENまでの30分の間にオーダーしたいものをゆっくりと選ぶことが可能です。
▼利用者はこのように呼び出しブザーを手に入れるために列を作ります。
メインディッシュ・メニュー
私が利用した2019年10月の食事のメインディッシュは下記のとおりでした。
・和牛もも肉のステーキ
・三重県産 錦ソどり胸肉とオマールのスチーム ピスタチオの香り
オマールのソースで(限定10食)
・ハンバーグ
・ブイヤベース
・牛バラ肉和風デミグラ煮込み
・サーモン白味噌柚子風味煮
・酸辣湯麺
参考までに筆者は
(1)三重県産 錦ソどり胸肉とオマールのスチーム ピスタチオの香り
(2)ブイヤベース
(3)牛バラ肉和風デミグラ煮込み
の3点を注文しました。
メインディッシュなので1点しか頼んではいけないと感じてしまう人も多いようですが、
限定メニュー除き数に制限はありませんので、好きなだけ頼んでも問題ありません。
また利用者はステーキを頼みがちな傾向があるように感じますが、
正直言いましてステーキはいつ”DINING h”を利用してもメニューにありますし、味も普通ですので可能であれば他のメニューを頼むほうがよいと筆者個人としては考えています。
”DINING h”のスペースは開放感溢れるモダンな雰囲気
‘‘DINING h”のスペースは舌の写真のように開放感溢れるモダンな雰囲気となっています。
食事の提供時間になるとここにあるテーブルは満席状態が続きます。
限定メニューは争奪戦
”DINING h”には提供数が限られている限定メニューが存在します。
通常ですとメインディッシュの1~2種類、そしてデザートのパフェが限定メニューとなっています。
先日筆者が利用した際にはメインディッシュの’‘三重県産 錦ソどり胸肉とオマールのスチーム ピスタチオの香り オマールのソースで’’(限定10食)とデザートの’‘長野県産りんごのパフェ”(限定20食)が限定メニューとなっていました。
ここからはアドバイスですが、限定メニューを召し上がりたい方は19時に呼び出しブザーが配布されるタイミングで列に並んだほうが良いです!(特に繁忙期に利用される方)
その理由としてはANA SUITE LOUNGEには利用するからには’’もとを取ってやろう”、”限定メニューを食い尽くしてやろう”という輩が一定数存在し、その方たちが我先に限定メニューをオーダーしようと必死になっているからです。(だいたい呼び出しブザーの配布時の列を見れば見分けがつくことが多いです。)
▼限定メニューのANAオリジナル 長野県産りんごのパフェ
いよいよダイニングスタート
19時半になると呼び出しブザーの配布順に席に案内されます。
まず席に通されるとウェイトレスの方がドリンクとフードの注文を取りにやってきます。
呼び出しブザー配布と同時にメニューも配られていますのでウェイトレスも席に座り次第、すぐに注文を取りにきます。
まずはドリンクから
ドリンクは種類が豊富です。生ビール、ワイン(白・赤・ロゼ・スパークリング)、カクテル各種、日本酒、焼酎、梅酒、ソフトドリンク等が揃っています。
▼ドリンクメニューの一例
筆者は今回はシンプルに生ビール(プレミアムモルツ)を頂きました。
サラダ・前菜はビュッフェコーナーよりセルフサービスにて
サラダを含む前菜やデザート、ご飯等はビュッフェコーナーからセルフサービスで各利用者が取ってくる形となっております。
メイン・ディッシュ 1品目 ブイヤベース
メイン・ディッシュ1品目の”ブイヤベース”です。大きな海老とムール貝そして白身魚にブイヤベースのスープの味がしっかりと染み込んでおり個人的には3品で一番好きな一品でした。
メイン・ディッシュ 2品目 (限定10食)
メインディッシュ2品目は10食限定の’’三重県産 錦ソどり胸肉とオマールのスチーム ピスタチオの香りオマールのソースで”となります。見た目は非常に華やかですが、やはり鶏胸肉ということもありパサパサ感が若干ありました。
メイン・ディッシュ 3品目
こちらはメインディッシュ3品目の”牛バラ肉和風デミグラ煮込み”です。デミグラソースでありがちなしつこさもなく、牛バラ肉との相性もよく美味しく頂くことができました。
〆パフェ ”長野県産 りんごのパフェ”
最近札幌では”〆パフェ”が流行っていますが、ここ”DINING h”においてもその文化が定着しつつあるようです。今回いただいたのは”長野県産りんごのパフェ”(限定20食)です。
番外編:ハンバーガーのパテが絶品
こちらは’’DINING h”にて提供されるものではありませんが、ANA SUITE LOUNGEのオーダーメニューにハンバーガーがあるのですが、そのパテが絶品なので紹介させて頂きます。パテのジューシーがかなりのレベルで筆者はよくパテだけを注文し食べることにしています。
▼ANA SUITE LOUNGEで提供されるパテのジューシーさが半端ないハンバーガー
最後に
皆さんいかがでしたでしょうか。”Dining h”はANA SUITE LOUNGEの中でも唯一羽田空港国際線ターミナルにのみあるオーダースタイルのレストランであり、ここを訪問したいがために飛行機に乗るという方もよく目にします。なかなか利用できる機会は限られているかと思いますが、もし利用する機会がある方は是非とも限定メニューとついでにハンバーガーのパテを食べて頂きたいです。
ご覧頂き有難うございました。