先日ハワイにて”ヒルトン ハワイアンヴィレッジ タイムシェア説明会“に参加しましたので、その際の様子をお伝えします。
ハワイ タイムシェア基本情報
タイムシェアとは?
タイムシェアとは一般的にコンドミニアムスタイルやホテルタイプの部屋を1年を52週に分けて、各オーナーが1週間分の利用権を購入するというものです。
【主な特長】
・タイムシェアは別荘やコンドミニアムを購入するような高額な費用も不要。
・不動産と同様に土地・建物を州政府に登記し権利書が発行され、永代所有が可能。よって相続や譲渡もOK。
・タイムシェアなら年間の維持管理費用を払えば、掃除や修繕等の面倒なメンテナンスの心配や手間がかからない。
・最近では各ブランドが提携する世界各地のリゾートと交換利用することも可能。(ハワイ以外の施設も交換利用が可能。)
ヒルトン タイムシェアとは?
ヒルトングループのタイムシェアは”ヒルトン・グランド・バケーションズ“というブランドで展開しています。
特長は何と言っても世界中にある“ヒルトン”というブランドを持った豪華な施設を毎年利用できるという事に尽きると思います。
またヒルトンのタイムシェアのシステムは比較的柔軟性は高く、宿泊しなくてもポイント移翌年にポイントを移行できたりもします。
説明会に参加してみた
ここからは筆者が実際に”ヒルトン ハワイアンヴィレッジ タイムシェア説明会”に勧誘されてから、説明会に参加するまでの様子をお伝えいたします。
【勧誘】アラモアナセンターで勧誘を受ける
参加のきっかけは筆者がアラモアナセンターで道を尋ねるためにインフォメーションセンターを訪れた際に、カウンターにいた勧誘員に誘われたことでした。
『ハワイにはあとどれくらい滞在するの?』と聞かれ、比較的時間に余裕があることを伝えると、『時間あったら説明会に参加してみない?2時間で150ドル分のギフト券が貰えるよ!』という提案がありました。
説明会2時間で150ドルを貰えるし、不動産投資に興味がある方でタイムシェアも以前から気になっていた部分もあったので、試しに参加してみることにしました。
▼アラモアナセンター
参加条件
オアフ島における”ヒルトン ハワイアンヴィレッジ タイムシェア説明会“の主な参加条件は以下の通りです。
【主な参加条件】
・年齢が28歳以上
・世帯年収750万円以上
・既婚の場合は夫婦同伴での参加(独身の場合は1人でもOK)
・直近1年以内に説明会に未参加且つ累計の参加回数が4回未満
・体験宿泊プランに参加していない方や既にオーナーではない方
・ヒルトン関係者ではない方
※そのほかの条件については公式HPもしくは申込書をご確認ください。
【申込】:申込書記入&参加日時調整
説明会参加の旨を勧誘員へ伝えると、参加日時の調整及び申込書への記入を行います。
【送迎】行き帰りは送迎付き
送迎は比較的自由が利きます。
ピックアップは申込時に指定した場所へバンが迎えに来てくれます。
また説明会後は説明会会場のエントランス前に止まっているタクシーにバウチャーを渡せば好きな場所で降ろしてくれます。
筆者の場合、ピックアップはアラモアナセンターでしたが、説明会後はDFSギャラリアで降ろしてもらいました。
【到着】ロビーは豪華
会場となる”ヒルトン・ハワイアンヴィレッジ”に到着すると引率の方と一緒に会場へと向かいます。コンドミニアムとはいえ、ロビーは高級ホテルと遜色ないと言えます。
【受付】飲み物やスナックが食べ放題
エレベーターに乗り、説明会の行われるフロアに到着後、受付を行います。
▼会場入口の様子▼説明会会場ロビーの様子
会場は高層階にあり、眺めは最高です。また飲み物やスナックが常備されており、参加者は自由に飲み食いすることが出来ます。
クロワッサンやマフィンもおいてありますので、使い方によっては朝一の説明会に参加して朝食代を浮かすということも十分できるかと思います。
▼スナックコーナー▼クロワッサンやマフィン、クッキーもある
【説明】担当スタッフによるタイムシェア説明
飲み物やスナックを取り終えると、営業マンからタイムシェアの説明会が始まります。
営業マン毎にパーソナルスペースを持っており、そこで様々な資料や映像を見ながら説明を受ける形となります。
大きく分けると下記のようなことが説明されました。
【主な説明内容】
(1)タイムシェア概要説明
(2)ハワイの不動産事情説明
(3)ヒルトンのタイムシェアのシステム説明
また各項目を要約すると下記のような説明がありました。
(1)タイムシェア概要
上項”タイムシェアとは?”にて説明したタイムシェアに関する一般的な知識の説明
(2)ハワイの不動産事情説明
・ハワイの不動産価格は年々上昇傾向
・ハワイのホテル代も高騰(20~30年前に1泊15ドルで宿泊できた部屋が現在では最低300ドル)
・ハワイ州におけるAirbnbの規制も今後厳しくなり、安く宿泊できる選択肢がなくなる。
・ハワイでバケーションレンタルが人気急騰中(日経新聞の記事を参考に) 等々
(3)ヒルトンのタイムシェアのシステム説明
・世界中にあるヒルトンブランドの豪華な施設を毎年利用可能。
・会員の30%近くは日本人。
・ポイント制につき柔軟性の高い。(ポイントの移行可能等)
・ヒルトングループの上級ステータスを無条件でもらえる。 等々
▼個別ブースでの説明▼紹介映像も見ます。
筆者が説明を受けて感じたのは、営業マンの”営業スキルが高い“という事です。
まずは自己紹介で自分や自分の家族に関する情報をオープンにして参加者の不快感をなくすところから始まり、説明の最中には参加者が理解しやすいように様々なフレームワークを駆使したり、参加者に飽きさせないように質問をいきなり入れてきたり…百戦錬磨という感じでした。
【見学】部屋は素晴らしい
一通り説明が終わると、モデルルームの見学があります。
モデルルームは素晴らしく、一旦見ると”契約したい!!”と感じる人が多いのではないかと思います。(特に格安ホテルに宿泊されている方は魅力に感じるでしょう…)
▼モデルルームの様子
【交渉・契約】最後は勇気をもって決断しよう。
モデルルームの見学が終わると、営業マンから各参加者に最適なプランの提案と値段の提示があり、その後にいよいよ買うか買わないかの決断をするタイミングとなります。
“購入する人の99%は説明会の当日に決める“”一生ものの資産になる””最近では20代の若者のその場で契約していった。“”車1台分の値段で一生使える。“等々どんどんお決まりの営業フレーズが出てきて、決断を迫られることとなります。
▼購入した方のコメント集も説得の材料にそして筆者の場合は”確かに魅力的に感じるけど、すぐに決断をできるものではない!!”という事で断りを入れました。
すると、これまでの熱心な勧誘がウソのように”わかりました!”と言われ、アッサリと説明が終了しました。
あまりにも終わり方があっさりしていて、今まであんなに熱心に進めてきていたのにと拍子抜けしてしまいました。しかし、日本の結婚式の業者や不動産投資の業者の勧誘のようにしつこさがないのは大変ありがたかったです。
【事後面談】体験宿泊キャンペーンも
担当の営業の方に断る旨の連絡をすると、次にマネージャーらしき人との面談があります。
この面談では、説明会の感想を求められるとともに“体験宿泊”の提案がされました。
体験宿泊はいわゆる『説明会に1回参加しただけじゃ決められない!」という方向のキャンペーン”のようです。
こちらも断りを入れるとあっさりと面談が終了します。
▼体験宿泊プログラム概要
参加特典はギフト券150ドル分
事後面談が終わると受付にて参加特典の”Tギャラリア商品券 USD150”を頂きました。
タイムシェアの仕組みやハワイの不動産の現状を勉強できたのみならず、かなり高額の商品券まで頂けて参加してよかったなと思いました。
▼参加賞のギフト券
全体の流れまとめ
今回参加したヒルトン・グランド・バケーションズ”説明会の流れをまとめると下記のようになります。スムーズにいけば説明会は1時間半~2時間で終了します。(筆者は1時間45分程度でした。)
最後に
ヒルトンのタイムシェアはハワイですとアラモアナセンターやTギャラリア、そして日本の成田空港や羽田空港等でもかなり積極的に勧誘を行っている為、説明会への参加を躊躇してしまう方も多いと思います。(筆者もそうでした…)
しかし、実際に参加してタイムシェアの仕組み、ハワイの不動産概要、そして優秀な営業マンの営業スキル等結構勉強になることが多かったです。
またそれに加え、参加賞として貰えたUSD150分のギフト券も物価の高いハワイにおいては大変ありがたいものでした。
よってタイムシェアや不動産に興味ある方であればお小遣い稼ぎもできるし、勉強にもなるし説明会に参加するという選択肢を持つこともアリだと思います。
ご覧頂き有難うございました。