韓国ハニーバターアーモンド元祖はどれ？各ブランドを徹底比較

ハニーバターアーモンドシリーズ　第5弾。
ここまで複数回にわたりハニーバターアーモンドに関する様々な情報をお伝えしてきましたが、今回はどんなハニーバターアーモンドメーカーがあるのかをソウル・明洞にあるスーパーを回って調査しました。

またその過程にて”ハニーバターアーモンドの元祖はどこのメーカーなのか？”という疑問を持ち、いろいろと調べましたのでそれについても述べて参ります。

GILIM社～TOM’s Farmでおなじみ～

こちらは日本のハニーバターアーモンドファンの皆さんにはもっともおなじみのブランドで、このマークがついている製品を“THE 元祖ハニーバターアーモンド”と理解している人が多いかと思います。
パッケージの右上に”TOM’S Farm1982″と書かれていればGILIM社の製品です。種類も豊富であり、パッケージの右上にこのマークが書いてあるものを選べば間違いないですね！！

Murgerbon社　~種類が豊富~

この赤い六角形の中に‘머거본 ‘と書いているロゴが左上についているハニーバターアーモンドもよくスーパーマーケットに行くと目にします。こちらはMurgerbon社製のものとなります。製品ラインアップが豊富（フレーバーやサイズともに）という印象を持ちました。

Murgerbon社は1986年から調味料ナッツの製造を開始した’韓国国内では伝統と認知度を持つ食品会社です。現在では日本を含め11カ国に販売を展開しています。

あくまでもソウルの街を歩いていての感想ですが、総合的に考えるとこのMurgerbon社は上記TOM’s FarmでおなじみのGILIM社とともに、ハニーバター業界においては2大メーカーのひとつと言えるでしょう。

↑このようにミニサイズの展開も豊富です。

NARA社　～価格が安い（？）～

上記2大巨頭ほどではありませんが、この’NARA’と左上に書いてあるものも良く見かけました。こちらはNARA Corporationが製造しているブランドとなります。

特長としては、やはりGILIM社やMurgerbon社の価格を意識してなのでしょうか・・・全体的にお値段がそれらと比べ少し安いということです。

しかし、安いからといって問題があるわけでなく、人気の高い定番の‘ハニーバターアーモンド味’や‘ワサビ味‘もあります。お値段重視という方にはおススメですね！

SUNNUTS社 ~変り種が多い？~

S.M.AGRI. & FISHERIES CO.,LTD.が展開するSUNNUTSブランドも良く見かけました。こちらはストロベリーミルク味、アロニアベリー味等々少し変り種のフレーバーが多い気がしました。また’プレッツェル&アーモンド’を会社としてアピールしているような感じがしました。

その他

上記で紹介したブランド以外にも他のメーカーのフレーバーアーモンドが何個か見られましたので写真をUPしておきます。

‘元祖’ はどこのメーカー？

ここまでハニーバターアーモンドを含むフレーバーアーモンドの製造メーカーの特長を紹介してきましたが、結局どこのメーカーのものが元祖なのでしょうか？その答えを探すべく、販売しているスーパーマーケットの店員や韓国語のブログを確認したところ、大きく分けて下記の2つの説が有力であると推測されます。

(有力説1) ”元祖=GILIM社”
パッケージに’Tom’s Farm 1982’と記載があるようにGILIM社が1982年に設立され、同時にフレーバーアーモンドの製造・販売を開始、もう1社のMurgerpon社は1986年より製造を始めた為、元祖はGILIM社のものであるという説です。

(有力説2) ”元祖=Murgerpon社”
上記で述べた’GILIM社が製造を開始したのは1982年である。’というのは虚偽の事実であり、一番最初にフレーバーアーモンドの製造・販売を開始したのは1986年のMurgerpon社であるという説です。

なんとなく日本・京都の八つ橋の元祖論争みたいですね！実際この2社間にて法的手続きを進行中だとか…